代表取締役 古市達也
1962年 新潟県糸魚川市出身

ホテルへ入社・勤務後、東京赤坂の企画制作会社へ転職、TV・イベント等の企画制作の世界へ飛び込む。
フジテレビ「夜のヒットスタジオ」やNHK「BS日本のうた」をはじめとしたTV番組（音楽番組・バラエティー番組）のディレクター、アーティストコンサートの舞台監督、イベントのディレクターを多数つとめる。

入社後すぐに、グループ内でブライダルプロデュース会社を設立し、その当時、郷ひろみ（新高輪プリンスホテル）や小柳ルミコ（東京プリンスホテル）、ヒロミ＆松本伊代（目黒雅叙園） 他、芸能人の披露宴の演出を多く担当する。
ホテルオークラ東京やリーガロイヤルホテル東京、目黒雅叙園等の都内のホテルや結婚式場へのプロの演出スタッフ派遣もその当時のブライダル業界で話題を呼ぶ。
3年後に取締役となり、1997年、常務取締役就任。ブライダルプロデュースの傍ら、本体のイベント担当プロデューサーと制作ディレクターを兼務する。

1999年「天皇陛下御在位10年記念式典」チーフディレクター、「飲酒運転撲滅シンポジウム」チーフディレクター 等 国（内閣府、国交省主催）のイベントの企画制作の現場にも携わる。また、同時期にジャネット・ケイ他、国内外の著名音楽アーティストが出演した東京ドームにおける「アムウェイ・ナショナルコンベンション」、日本武道館等における著名アーティストのコンサート等の大型イベントの企画制作も担当する。

2002年より約3年間、岡山県倉敷市の「倉敷チボリ公園」（第三セクター チボリジャパン社運営）プログラム推進室へ出向。倉敷チボリ公園の経営改革、全体プログラム企画立案・制作業務を担当。TVやイベントで培った経験を生かしながら、様々なイベント等を企画立案し実施。外注の見直しとともに、社員のエンターティナー化（おもてなしの実践）、専属プロ楽団の内製化（アマチュア楽団への転換）、市民参加型の女性コーラスグループの設立、地元の学校や芸術団体との連携、地産地消の食の改革等、地元参加型のプログラムに移行を行う。
その一方、限られたエンターテイメント予算の中で、POPS・JAZZ・ROCK・演歌等…、ジャンルにこだわることなく、国内外のアーティストによるクォリティの高い様々な音楽コンサートを実施。
2002年10月14日 俳優・ミュージシャン「キアヌ・リーブス（Bass担当）」率いるロックバンド「DOG STAR」の野外LIVE では一夜で1万名強を動員。全国的な話題を呼ぶ。2004年、年間約20億の赤字を単年度黒字近くまで改善し、2005年には開園以来 入園者がはじめて前年度を上回る。
当時の社長の岡山市長当選を機に帰京し、その後、他社の契約プロデューサーを経て独立。

2011年3月、東京恵比寿（代官山）に(株)MID（エムアイディー）設立、代表取締役就任。MIDは「MADE IN DREAM」の略、夢をカタチにする企業として名付けた。
TV番組、イベントやディナーショーの企画制作やアーティストのキャスティング業務はもちろん、神奈川県相模原市では2 年に1 回開催される野外バレエフェスティバルの事務局（アトリエヨシノ文化事業部）付プロデューサーとして、企画立案に携わる。

2012年、御縁の深い岡山に岡山倉敷事務所（岡山県倉敷市）開設（倉敷美観地区にて音楽ギャラリー「富士のやミュージックギャラリー」の運営をスタート）。
2016年、岡山市北区に岡山事務所 開設。岡山では「おかやま国際音楽祭」や「国民文化祭」「おかやま県民文化祭」等の行政主催イベントの企画制作を数多く担当、現在も「おかやま国際音楽祭」のプログラムの核となる5,000名集客の野外ライブ「下石井3DAYS」などの事業を数多く担当。

近年では、実行委員会とOHK岡山放送が共催する音楽フェス（西日本最大級の屋内イベント、2019年は9,000名動員）「MUSIC TRIBE」や、県内のダンサー300名以上が出演する「OKAYAMA DANCE FES」の企画制作・舞台監督を担当するなど音楽・ダンスイベントに深く携わる。
また、女優の桜井日奈子（岡山出身）を起用した岡山市の観光キャンペーン「鬼カワイイ岡山市」の記者発表や街なかイベントの企画制作業務に携わる。
また、TV 番組制作ではOHK岡山放送の地上波音楽番組「MUSIC TRIBE TV」のキャスティングディレクターを2017年よりつとめ、年間50アーティストのキャスティングを担当した（2022年3月に終了）。
現在は、同局の新番組やイベント等のキャスティングを多数務める。

関東では、2011年より「相模原市民会館」「神奈川県立相模湖交流センター」「入間市市民会館」等の会館自主コンサートの企画制作等を数多く担当。（相川七瀬、八代亜紀、杏里、渡辺貞夫、国府弘子、ジャミン・ゼブ ほか）

近年、シンガーソングライター 中西圭三（岡山出身）をはじめとした歌手・アーティストのプロダクション業務部門も開設し、同時に、渡辺貞夫や日野皓正、MJQ、デビッド・マシューズ等のコンサートツアーの制作・舞台監督も担当。

また、2016年より、全国の自治体持ち回りの全日本美容講師会主催「TOPマスターズモード発表会」の進行ディレクターを毎年担当。
2019年12月には、横浜で開催された、日本とアジア諸国（ASEAN、インド）のビジネスリーダーが集う「アジア・パシフィックイニシアティブ・フォーラム（APIF）」において、日本銀行の黒田東彦総裁 特別講演会、バラク・オバマ元米国大統領スペシャルトークセッションの進行ディレクター等も担当。

2022年3月に、倉敷市民創作オリジナルミュージカル「サキガケ～真友と描いた夢」の舞台監督を担当。本ミュージカルは、倉敷音楽祭の一貫でリアル開催の予定であったが、コロナ感染拡大状況により、オンライン公演となった。しかし10,000視聴近い実績を残し、今後の地方のエンターテイメント公演の有り方の指針となる。
2022年5月には、MID が主軸となって企画制作した「日韓文化交流フェスティバル」を岡山市北長瀬の岡山ドーム横に新設された「北長瀬未来ふれあい総合公園」にて開催し、開園以来の動員を記録した。
2022年9月には、宮城県亘理町で初開催の音楽フェス「亘理海音祭2022（C-SOUND FESTIVAL）」のキャスティングディレクターを担当、八代亜紀、荻野目洋子、DA PUMP等をキャスティングし、動員に貢献した。

2023年9月には新・岡山市民会館（岡山芸術創造劇場ハレノワ）のこけら落とし公演「RSK山陽放送70周年記念 岡山市民ミージカル石井十次物語（仮）」の制作ディレクターを担当予定。
また、同年10月に新体制となって開催する「岡山パリ祭2023」の総合プロデューサーに就任予定。

近く発表予定の 元劇団四季のトップスターで、演出家・振付師として活躍中、加藤敬二氏のデビュー40周年を記念した新事業「JTTFプロジェクト」のプロデュースも担当予定。